インフレ懸念後退 ドル下落

インフレ懸念後退 ドル下落

米国の5月のコア個人消費支出(PCE)価格指数は、前月比で+0.2%と落ち着いた上昇となったことから、インフレ懸念が後退し金利先高感も後退した。

マーケットのインフレ懸念というかインフレ期待がここ数週間で強まっていただけに、インフレ抑制を示唆する指標が発表されるとドルが売られやすい。

しばらくは地合いの悪い状況が続くかもしれない。ただ、来週は注目度の高い指標が2つある。
ISM指数(製造業景況感指数)と雇用統計だ。どちらも前回発表分は悪い内容だった。今回は予想を上ぶれるとちょっとしたサプライズになるだろう。来週の月・金は要注目である。

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