米国の住宅動向

MrYen2006-08-16

米国の住宅動向

米国の住宅市場が懸念されている。なぜなら、ここ数年、住宅価格の上昇により消費が伸びるという構図があったからだ。右図を見ると明らかなように、住宅価格の伸び率と消費の伸び率はリンクしている。足元で住宅価格は前年比若干のプラスであるが、まもなくマイナスに転じるのはほぼ確実だろう。在庫がたまり、住宅業者の先行き見通しも極めて暗いからだ。

米国は移民や30代、40代の住宅を購入する可能性の高い世代のボリュームが多く、中・長期的には心配ない。ただ、目先はやや警戒的に見ておいたほうがよい。


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