ユーロ圏GDP

ユーロ圏GDP

4−6月期のユーロ圏GDPは前期比+0.9%と、2000年第2四半期以来となる6年ぶりの高い伸びを示した。マーケット予想の+0.7%も上回った。

これを受けてユーロが買われている。確かにユーロ圏は循環的な経済成長局面にあり、足元の景気が強いのは事実だ。ただ、4−6月期はW杯による押し上げ効果があり、基調的な伸び率はもう少し低いだろう。独景気の先行指数であるZEWやIFO指数はすでにピークアウトしている。また、独では来年大幅な増税も予定されている。

長期的にはユーロ強気だが、もうかなりの水準だ。あわてて買う必要もないだろう。

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