テポドン

テポドン

北朝鮮がミサイルを発射した。日本株も円も売られた。数年前も同様の事件があり、そのときはマーケットへの影響は一時的であった。今回も一時的であろう、というのが今のところの日本のマーケット参加者の共通認識だ。

しかし、前回よりも今回は深刻な事態に発展する可能性もそこそこ高い。というのは、北朝鮮金正日指導力が低下し、軍がクーデターを起こす可能性があるのだ。今回6発(一説には10発)ものミサイルが発射されたようだが、これは金正日のコントロールが失われつつあり、やや軍部が暴走気味であることを示唆している。

米国の軍事アナリストによると、今回は前回のミサイル発射よりも相当危機的な状況だという。今日はクロス円で円安が進んだが、すぐには買い戻しは入らないだろう。むしろこの流れがしばらく続く可能性の方が高いのではないだろうか。

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